宮代NOWの雑記帳
埼玉県宮代町の住人が吐露する日々思うことや出来事
二元代表制
昨年末。何かと気ぜわしい年末、新年度の予算計画や歳末の防犯・防災と各自治体職員は忙しい思いをしたことだろう。特に昨年は衆議院議員選挙という特別事態が発生した。その、衆議院議員選挙が行われた前々日、つまり、12月14日、投票所開設など事務作業の忙しい、金曜日の午後、宮代町の幹部職員の多くが公務を離れていたのではーという匿名の怪文書(告発?)が、宮代町議会議員やマスコミ各社に届いたというのである。
残念ながら宮代NOWにはその「告発文」(?)が届いていないので、正確ではないが「公務を離れた、町長以下幹部職員(三役と各課長)は、日光方面の施設に赴き、忘年会(?)に興じた」ということのようである。
この怪文書の話を最初に聞いたときには「まあ、昭和時代のようなのんびりとした幹部職員。これで厳しい環境を乗り切っていけるのだろうか」と、「それにしても、危機管理が希薄な上に、行動に知恵がなさすぎる」とは思ったが、宮代NOWで取り上げるほどのことでもないとも・・・。
昭和の高度成長期には幹部職員はもとより、部課全体での一泊忘年会というものも少なくなかった。今の若者は上司との飲み会を敬遠する傾向にあると聞くので、今回のような、忘年会が行われたと聞いて「昭和」を思った次第である。
だが、今は「昭和」ではなく「平成」である。
大地震の発生や異常気象に伴う災害等、危険・危機要因が指摘され、それに対する対応が国・自治体・住民レベルで進められている。宮代町も防災組織の拡充やマニュアル作成などが進んでいる。
住民にとって、自治体は防災・減災のキーであり、拠り所でもある。その自治体の幹部職員が揃って、一箇所で行動を共にしていたという。もし、その場が人命に関わる災害や事件に巻き込まれ、不幸にして・・・・とすると、宮代町は司令塔のない機能不全に陥りかねない。その危険を孕んでもやらなければならない「忘年会」だったのだろうか。
今はどうなのか知らないが、野球選手などチームプレイを行うスポーツ関係者などは移動の時、万一を考えて分散移動したという。いつ、関東地区を大地震が襲ってもおかしくないと言われている現在、あまりに「のんきな昭和」が復活したもんだと、呆れたというのが正直なところ。
百歩譲って、幹部職員だって、息抜きは必要。みんなでワイワイやるのもよかろう。という立場で、行動するとするならば、もっと知恵を働かせて欲しい。
行き先は福島や東北の被災地にして欲しかった。復興(?)の様子を勉強し、宮代町のまちづくりに生かしていく。あるいは、東北地区の被災地で、僅かではあるがお金を使って、復興への連帯の気持ちを伝える。そんな知恵が働けば、「午後から幹部職員はほとんどいなくなったらしいよ。みんな忙しい思いをして仕事をしていたのに・・、幹部は・・・」という批判・愚痴はいくらかでもかわせたことだろうに・・・・。まちづくりは知恵だけど、この幹部職員で宮代町は・・・・。
ここまでは、最初にこの「怪文書(告発書)」の話を聞いて思ったこと。
でも、そうした「宮代町の恥」をさらさなくても、それを書くのも大人気ない・・・・。見守っていたが・・・。
ここに来て、問題はあらぬ方向に展開し始めた」。
町民の一人が「12月14日の幹部職員の休暇状況を情報公開して欲しい」と要請したらしい。
この要請に対して、休暇は個人情報であるので、明らかにできないと宮代町はこの要請を突っぱねた。
後暗いところがなければ、明らかにすれば済むことであるように思うのだが、個人情報を持ち出すとは・・・。
執行側のこうした姿勢に、二元代表制として、執行側をチェックする機能を持つ議会が動き出した。
1月29日全員協議会が開かれ、執行側から説明が行われたらしい。
「らしい」と曖昧な表現だが、実はこの「全員協議会」は「非公開」で行われた。
二元代表制の一方の議会は、町民とともに執行側の姿勢を監視していく立場にあるが、最初から「非公開」とは・・・。
執行側は個人情報としてその内容を明らかにせず、議会はせっかくの機会を非公開にする。
この問題は「さほど大げさなものではないかなー」と思っていた宮代NOWだが・・・。
ここまで、色々と隠されると、本当はもっと別な問題があるのではないかとも勘ぐってしまう。
だとするならば、百条委員会に相当することなのでは・・・とも。
そうならないためにも、真相を明らかにして、弁明する事があればはっきりと、また、反省すべき点があれば反省することが、町民に「恥ずかしい思いをさせない」対応だと思うのだが・・・。
残念ながら宮代NOWにはその「告発文」(?)が届いていないので、正確ではないが「公務を離れた、町長以下幹部職員(三役と各課長)は、日光方面の施設に赴き、忘年会(?)に興じた」ということのようである。
この怪文書の話を最初に聞いたときには「まあ、昭和時代のようなのんびりとした幹部職員。これで厳しい環境を乗り切っていけるのだろうか」と、「それにしても、危機管理が希薄な上に、行動に知恵がなさすぎる」とは思ったが、宮代NOWで取り上げるほどのことでもないとも・・・。
昭和の高度成長期には幹部職員はもとより、部課全体での一泊忘年会というものも少なくなかった。今の若者は上司との飲み会を敬遠する傾向にあると聞くので、今回のような、忘年会が行われたと聞いて「昭和」を思った次第である。
だが、今は「昭和」ではなく「平成」である。
大地震の発生や異常気象に伴う災害等、危険・危機要因が指摘され、それに対する対応が国・自治体・住民レベルで進められている。宮代町も防災組織の拡充やマニュアル作成などが進んでいる。
住民にとって、自治体は防災・減災のキーであり、拠り所でもある。その自治体の幹部職員が揃って、一箇所で行動を共にしていたという。もし、その場が人命に関わる災害や事件に巻き込まれ、不幸にして・・・・とすると、宮代町は司令塔のない機能不全に陥りかねない。その危険を孕んでもやらなければならない「忘年会」だったのだろうか。
今はどうなのか知らないが、野球選手などチームプレイを行うスポーツ関係者などは移動の時、万一を考えて分散移動したという。いつ、関東地区を大地震が襲ってもおかしくないと言われている現在、あまりに「のんきな昭和」が復活したもんだと、呆れたというのが正直なところ。
百歩譲って、幹部職員だって、息抜きは必要。みんなでワイワイやるのもよかろう。という立場で、行動するとするならば、もっと知恵を働かせて欲しい。
行き先は福島や東北の被災地にして欲しかった。復興(?)の様子を勉強し、宮代町のまちづくりに生かしていく。あるいは、東北地区の被災地で、僅かではあるがお金を使って、復興への連帯の気持ちを伝える。そんな知恵が働けば、「午後から幹部職員はほとんどいなくなったらしいよ。みんな忙しい思いをして仕事をしていたのに・・、幹部は・・・」という批判・愚痴はいくらかでもかわせたことだろうに・・・・。まちづくりは知恵だけど、この幹部職員で宮代町は・・・・。
ここまでは、最初にこの「怪文書(告発書)」の話を聞いて思ったこと。
でも、そうした「宮代町の恥」をさらさなくても、それを書くのも大人気ない・・・・。見守っていたが・・・。
ここに来て、問題はあらぬ方向に展開し始めた」。
町民の一人が「12月14日の幹部職員の休暇状況を情報公開して欲しい」と要請したらしい。
この要請に対して、休暇は個人情報であるので、明らかにできないと宮代町はこの要請を突っぱねた。
後暗いところがなければ、明らかにすれば済むことであるように思うのだが、個人情報を持ち出すとは・・・。
執行側のこうした姿勢に、二元代表制として、執行側をチェックする機能を持つ議会が動き出した。
1月29日全員協議会が開かれ、執行側から説明が行われたらしい。
「らしい」と曖昧な表現だが、実はこの「全員協議会」は「非公開」で行われた。
二元代表制の一方の議会は、町民とともに執行側の姿勢を監視していく立場にあるが、最初から「非公開」とは・・・。
執行側は個人情報としてその内容を明らかにせず、議会はせっかくの機会を非公開にする。
この問題は「さほど大げさなものではないかなー」と思っていた宮代NOWだが・・・。
ここまで、色々と隠されると、本当はもっと別な問題があるのではないかとも勘ぐってしまう。
だとするならば、百条委員会に相当することなのでは・・・とも。
そうならないためにも、真相を明らかにして、弁明する事があればはっきりと、また、反省すべき点があれば反省することが、町民に「恥ずかしい思いをさせない」対応だと思うのだが・・・。
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