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宮代NOWの雑記帳

埼玉県宮代町の住人が吐露する日々思うことや出来事
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ツバメ観察 

このところ連日、ライブカメラの映像とにらめっこである。

ネット上にはスチール映像を10秒ごとに自動アップロードしているが、パソコン上にはライブ映像が映し出されており、その映像を見ながら想像を膨らませる毎日である。

これまでは、抱卵期間だったので、さほど代わり映えしない映像とにらめっこしていたが、

ヒナの誕生を迎え、親たちの動きも激しくなった。

特に、ここ数日は、ヒナが生まれるのをサポートし(卵の殻を破って出てくるのを助け)たり、生まれたヒナに餌を運んできたり、まだ誕生していない卵を動かしたり温めたり、生まれたばかりのヒナは裸なのでこれを温めたり、さらには生まれたヒナは糞をして巣を汚すので、その掃除をしたり、様々なことを一緒にしなければならない。

無論、片方の親だけでは無理、オスとメスがうまく連携しながらそれらをこなす。

時には、巣の外に、カラスなどの外敵が現れたり、他のツバメがちょっかいを出しについてきたり、これらを排除もしなければならない。

オスとメスがうまく連携しないと、生まれたばかりのヒナがほって置かれて、健やかに育てなくなる可能性もある。

そうしたことを、考えながら、ライブカメラの映像を見ていると、それぞれの行動が、非常に興味深い。

まず、わかったことは、巣の管理の主導権はメスにあり、すべての行動はメスが主で、オスはそのフォローに回る。
一方、巣の外のことはオスが主導権を握り、メスはサブに回る。

抱卵からヒナの世話まで、すべて、メスが仕切る。オスはメスがいなくなったときだけ巣を温める。
オスは、巣に近づくときは必ず、短い鳴き声をあげて、連絡する。
だが、メスは巣に入るとき、連絡する声がないときもある。

ただ、巣の中でヒナが誕生し、餌をあげるときは、メスもオスも連絡の鳴き声をあげる。
特に、オスは誕生したてのときは、餌をやる最中も鳴き声を上げ、ヒナに、その声を記憶させているようにも思われる。

ところで、巣の外に外敵が現れる等異変があったときは、オスが、けたたましい鳴き声をあげながら、外敵に立ち向かう。と、メスも巣を離れて、オスに加勢する。さらには付近のツバメたちもやってきて、外敵に攻撃を加え、退散させる。

そした、その後、最初に巣に戻るのはオス。巣に異変がないことが確認されると、メスが戻ってきて、オスと替わって、通常の態勢に戻る。

これは、外敵が現れたときばかりでなく、地震などなにかの異変があって、メスが巣を離れざるを得なくなった後も、最初に巣の状況を確認するのは、オスである。

まだまだ、興味深い動きがあるが、おいおい記載していきたいと思う。
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